コーヒーのような顔をしているのに、目を覚ます気がまったくない一杯です。
甘みと香ばしさはしっかりカフェ寄りなのに、飲み進めるほど夜に引き込まれていきます。
「眠くなるコーヒー」という矛盾を、豆乳とアルコールで無理やり成立させてみました。
■ レシピ
材料(1杯分)
- 豆乳 …… 90ml
- ブラックラム …… 20ml
- カカオリキュール …… 20ml
- ガムシロップ …… 5ml
- 卵白 …… 1/2個分(泡用)
ガーニッシュ
- シナモンスティック(※食べません。マドラーです)
- ココアパウダー(仕上げ)
■ 作り方
- 卵白は別容器で泡立てておきます。
しっかり立てすぎず、ふんわり空気を含ませる程度がちょうど良いです。 - シェーカーに豆乳、ブラックラム、カカオリキュール、ガムシロップを入れます。
- ドライシェイク(氷なし)で、軽く混ざる程度にシェイクします。
振りすぎないのがポイントです。 - グラスに注ぎ、上から卵白の泡を静かにのせます。
- 仕上げにココアパウダーを振り、シナモンスティックを添えて完成です。
■ カクテルの表情

表情というより、夜更けの抽象画になりました。

香りが立ち、表情が落ち着いていきました。
■ 香りと味わい
ブラックラムの香ばしさがまず鼻に抜け、
カカオリキュールとガムシロップがコーヒーのような余韻を作ります。
豆乳は主張しすぎず、全体をやさしく包み込みます。
アルコール感はありますが角が立たず、自然に溶けています。
泡と一緒に飲むと、さらにマイルドに変化します。
飲み物というより、夜のデザートに近い印象です。
■ 味変について
シナモンスティックは飾りではなく、完全にマドラーです。
軽く回すだけで香りが変わり、自分好みのカフェ感を作れます。
■ さいごに
ミッドナイト・ソイラテは、目を覚ますための飲み物ではありません。
仕事終わりに飲むと、脳がこう言い始めます。
「本日の処理は終了しました。続きは明日にしましょう。」
眠くなるコーヒーも、悪くないものです。

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