ジモティーで初めて物品を購入してみた話
新品じゃない選択肢
会社の備品を買うことになった。新品だと数万円。稟議書を書いて承認をもらい、今回は思い切って ジモティー に挑戦してみた。
お相手は丁寧でレスも早い。メッセージの時点で「この方なら大丈夫」と思えたのは大きかった。
炎天下と重たい荷物
受け渡し当日は真夏。汗がにじむ気温のなか、相手の方が運搬を手伝ってくれて助かった。
移動はレンタカーも考えたが、返却や駐車場の段取りを思い浮かべて却下。
結論は タクシーが一番ラク。
待ち合わせ場所までは電車で向かい、受け取ったらそのまま載せる作戦だ。
パフェに裏切られる午後
少し早く着いたので近くのミニストップへ避難。お目当ては抹茶パフェ。……が、まさかの売り切れ。
やむなくプリンパフェを選択。おいしい。
おいしいのだが、今日は抹茶の口だった。人は「食べたいものが売り切れ」という小さな出来事で、想像以上に心が揺れる。
運転手さんの3歩下がる距離感
いざタクシーへ積み込み。運転手さんの表情は「これは……何?」の全力表示。スーツケースなら迷わず手が出るが、用途不明の備品は勝手が違う。壊れ物かも分からない。
結果、運転手さんは三歩下がって見守るスタイルに。知らないものに慎重になるのは、プロとして正しいと思う。
領収書は交渉次第
ここで社会人的な注意点。ジモティーの領収書は必ず発行されるわけではない。個人間取引が基本なので、発行可否は双方合意次第だ。
今回はお相手が慣れていてスムーズに対応いただけたが、経費精算や稟議で領収書が必要なら、購入前のチャットで必ず確認。
ここを曖昧にすると、後から困るのは自分である。
稟議にないタクシー代の行方
取引は無事完了。総額は新品よりはるかに安く収まり、目的は達成。ジモティーの「近くの人とつながる」設計はやっぱりよくできている。
そして最後にひと言——稟議には書いていないけれど、 タクシー代も精算します。
(とはいえ、清算は高くついていないのでご安心を。)
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